マタニティヨガ養成講座、6月度平日コースの様子をお伝えします。

2日目の最初は助産師&ヨガインストラクターeri先生の講義からスタート。
マタニティヨガに参加される人というのは所謂「健康な妊婦さん(健康な状態)」ですので
経過が順調で、マタニティヨガをしてもOKという許可を医師から得ていますが
「切迫流産」「切迫早産」「妊娠悪阻」「逆子」など
マタニティヨガを指導する際、この言葉というのは実際よく聞かれますし避けては通れないと思います。
もちろん、ヨガをすることが流産や早産に繋がるわけではありませんし
ヨガをすることでそれらが治るわけではありません。
ただ、そういったリスクがある妊婦さん達にヨガをしていただくにあたって
講師側が知識としてしっかり持っておくべきです。

切迫流産や切迫早産とは赤ちゃんやママがどういう状態のことをいうのか?
つわりの症状を楽にするおすすめのポーズは?
逆子になりやすいといわれている原因は?
知らなければ指導するのが怖くなったり、アーサナの指導が消極的になりがちです。
妊娠期にヨガをすることの良さや心地よさを妊婦さんに味わってもらうためにも
また、講師が自信をもって指導するためにも、この講義は欠かせないものになっています。

そして、妊婦さんにとってのヨガは「アーサナ」だけではありません。
お腹の張りがあったり体調がすぐれない時のヨガ。
安静にすべきときにできるヨガ。
陣痛やお産への怖さや不安がある時のヨガ。
できることは沢山あります。
そして出産直後からすぐにできるヨガも、マタニティヨガの時に一緒にお伝えすることで
産後の身体や心の回復に役立てることができます。
出産から2か月くらいまでの一番不安定な時にご自宅でできるヨガや呼吸法についても学習しました。
『マタニティヨガ』は妊娠期だけでなくその後の自分の体や生き方、もっというと「子育て」にも
沢山の恩恵をもたらしてくれます。
『ヨガ』であることを大切に、心にも身体にも寄り添ったヨガインストラクターを目指しましょう!
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